【News】大統領が賞金を設定、新型コロナウィルス対策で政府支援に対する不正情報提供の呼びかけ

サンペドロ大聖堂

フィリピン政府は、新型コロナウィルスへの感染拡大防止の対策と都市封鎖などで影響を受ける国民への救済措置を様々に実施してる。

しかしながら、支援物資配給や現金支給などの措置を巡り、フィリピン内務自治省には支援物資や現金が行き渡らない等の苦情が2000件以上寄せられ、現金の横領を疑われているバランガイ(行政の最小単位)議員もいる。

これを受けてドゥテルテ大統領は4日、政府の救済措置である支援物資、現金支給などに関連して私腹を肥やしている公務員や関係者の情報を提供した者について、現金で3万ペソの賞金を提供する用意があると述べた。

また、情報提供の詳細方法も伝えられ、提供者は8888番へ電話すること、賞金を受け取るために氏名と連絡先を伝えること、そして提供された情報が正しく、不正が証明されれば、大統領から報酬として3万ペソが渡されることになると伝えられた。