ダバオ市議会議員のドルチェ・アポストル氏は、市内で登録済みのトライシクル事業者の数が依然として少ないとして、運転手や事業者に対して、営業許可証の更新や新規申請を強く呼びかけた。
公共事業委員会の委員長も務めるアポストル氏は、2026年2月3日に開かれた市議会での特権演説において、市内で運行している公共用トライシクルの相当数が有効な営業権を取得していない現状を指摘した。
市運輸交通管理局(以下CTTMO)のデータによると、2025年12月時点で有効なトライシクル営業許可証を保有している事業者はわずか991人にとどまっている。
また、登録証を取得している車両は1,062台に過ぎず、多くの車両が未登録のまま営業している実態が明らかとなった。
アポストル氏は、「営業許可証の集計は、ダバオ市政府が秩序ある透明で機能的なトライシクル制度の確立に向けて取り組んでいることを示している」と述べた。
さらに「Pulong Pulong sa Davao Press Conference(ダバオ記者会見)」において、市内では約5,000台の未登録トライシクルが運行しているとの推計を明らかにした。
これを受け、市議会公共事業委員会は、CTTMOと連携し、今後6カ月間で市内すべてのトライシクル事業者・運転手組合を順次訪問する方針である。
なお市議会では、事業者と運転手の登録促進を目的に包括的交通条例を改正し、営業許可証の有効期間を従来の1年から2年へ延長した。
2025年2月18日の第3読会および最終読会で可決された 市条例 第0334-12号 では、申請者に対し、私有駐車場を確保していることを証明するバランガイ(行政区)認証の提出を義務付けている。
ダバオ市当局は、制度の厳格な運用と登録促進を通じて、より秩序ある公共交通環境の実現を目指すとしている。






