2026年1月2日の初取引でフィリピン株は上昇し、幅広い銘柄の値上がりが株価のベンチマークを押し上げた。一方、ペソは祝日シーズン中の季節的な送金の支援が弱まった影響で下落した。
地元の株価指標であるフィリピン証券取引所指数(以下PSEi:Philippine Stock Exchange index)は終値で82.14(1.36%)上昇し、6,135.06ポイントとなった。より広範なオールシェア指数も43.81(1.26%)上昇し、3,517.05ポイントで取引を終えた。
Regina Capital Development Corp.の営業責任者であるルイス・リムリンガン氏は、「PSEiは年初の初取引日に上昇し、終日幅広い銘柄で買い圧力が見られました。また、12月のPMI(購買担当者景気指数)の好結果の発表が投資家の信頼を回復させ、経済成長への楽観を後押ししました」と述べた。
S&Pグローバル・フィリピン製造業PMIは12月に50.2となり、景気拡大と縮小の境目とされる50.0を上回った。11月の47.4から改善しており、11月は2021年8月以来最も急激な落ち込みを記録していた。
株式市場では、ほとんどのセクター指数が上昇し、取引を終えた。
- 金融は47.12(2.30%)上昇して2,095.59ポイント
- 工業は152.47(1.77%)上昇して8,773.06ポイント
- 持株会社は110.94(2.32%)上昇して4,898.60ポイント
- 不動産は32.70(1.44%)上昇して2,308.84ポイント
- 鉱業・石油は463.02(3.07%)上昇して15,522.82ポイント
- サービスのみ下落し、24.01(1.01%)下げて2,354.53ポイントとなった
売買高は4億4,417万4千株、売買代金は43億5,600万ペソに上った。値上がり銘柄は146、値下がりは65、変わらずは64銘柄だった。
フィリピン・ペソは12月29日の58.79ペソ/ドルから5.1センタボ下落し、金曜日は58.841ペソ/ドルで取引を終えた。
Rizal Commercial Banking Corp.(RCBC)のチーフエコノミスト、マイケル・リカフォート氏は、ペソ安について「季節的な海外送金の流入が弱まったことに加え、輸入業者やドル需要のある市場参加者によるバーゲン買いの影響がある」と指摘した。
またリカフォート氏は、年初に再施行された予算にも言及する。
フェルディナンド・マルコス・ジュニア大統領は、2026年度の一般歳出法(GAA)にまだ署名しておらず、エグゼクティブ・セクレタリーのラルフ・レクト氏は、1月第1週中の署名が見込まれており、一週間の再施行予算でも政府運営には影響がないと説明した。






