【News】ダバオ市、安定した独自財源で全国トップ10を維持ー市民の納税意識と事業税収が牽引

フィリピン財務省地方政府財政局(DOF-BLGF:Department of Finance–Bureau of Local Government Finance)は、ダバオ市を独自財源(以下LSR:Locally Sourced Revenue)の面で優れた実績を有する地方自治体(以下LGU)の一つとして認定した。

2025年に発出された同局の通達第017号においては、2024年度に地方財政の強化に成果を挙げたLGUが表彰されており、ダバオ市はLSR総額684億2,980万ペソを記録し、引き続きトップ10都市の地位を維持した。

当該金額は、2023年の667億2,890万ペソと比較して、大幅な増加となっている。

他に認定を受けたLGUには、ケソン市、マカティ市、タギッグ市、パシッグ市、マニラ市、パラニャーケ市、パサイ市、マンダルーヨン市、およびセブ市が含まれる。

ローレンス・バンティディング財務官は、インタビューにおいて「本市が独自財源収入において、国内の上位都市としての地位を維持しているという事実は、目標とする歳入額の達成、さらにはそれを上回る成果を継続的に挙げていることの証左である。これもひとえに、すべてのダバオ市民納税者の貢献によって実現されたものである」と述べた。

さらにバンティディング氏は、ダバオ市のLSRは年々着実に増加しており、その主な要因は事業税収入の伸長によるものであると述べた。

「これは、ダバオ市内の大多数の事業所が売上高または収入の申告額を増加させていることを前提としており、それに伴って事業税の徴収額も増加していることを意味する」と説明した。

2025年9月時点における市の総歳入額は、すでに1,205億3,369万2,444.53ペソに達しており、そのうち46.63%が事業税、18.15%が不動産税によるものであった。

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