
タグム市保健局(以下CHO)によると、タグム市のデング熱症例が2,302件に達した。
市疫学監視部門(City Epidemiology and Surveillance Unit-Tagum)の最新の報告では、11月24日から30日の「第48疾病週(Morbidity Week 48)」に新たに9件の症例が記録され、死者数は11人に増加したという。
症例数が最も多いバランガイは以下の通りである:
– ビサヤン・ヴィレッジ:368件
– アポコン:289件
– マンキラム:279件
– ラ・フィリピナ:187件
– マダウム:181件
– サン・ミゲル:128件
– マグダム:105件 2,302件のうち、年齢別の内訳は以下の通りだ:
– 0~5歳:667件
– 6~10歳:593件
– 11~15歳:412件
– 16歳以上:630件
CHOは住民に対し、デング熱の症状が見られた場合には、直ちに最寄りの保健センターを訪れるか、治療を受けるよう呼びかけた。 CHOは住民に向けて新たな取り組みをスタートさせ、これらの取り組みは、水容器を覆う、溜まった水を処分する、排水路の詰まりを解消する、適切な廃棄物管理を行うなど、蚊の繁殖地を排除することを目的としている。
また、使われていないタイヤや水受けなどの繁殖地を探索して破壊することに焦点を当てている。 CHOはさらに、適切な水分補給を続けることも呼びかけている。 世界保健機関(WHO)は、軽度のデング熱症例は一般的だが、フィリピンのような熱帯地域では、重症化すると死亡する可能性があると警告している。 この発生に対応するため、レイ・T・ウイ市長は、市全体での清掃活動を開始し、デング熱を媒介する蚊に対処するためのタスクフォースを設立するために、行政命令065号および062号を発令している。
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