【News】ディゴス市、700件以上のデング熱症例を記録、3人が死亡

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ディゴス市でのデング熱症例が深刻なレベルに達しており、同市政府は2024年8月7日時点で700件以上のデング熱症例と3人の死亡例が報告されたことを受けて、警戒レベルを発表した。

ディゴス市政府によると、市内では合計796件のデング熱症例が記録されているという。次いで、バランガイ・アプラヤが79件、バランガイ・トレス・デ・マヨが78件、バランガイ・サンミゲルが69件、ゾーン1が63件、バランガイ・カパタガンが61件となっている。 市はデング熱と戦うために、各バランガイごとのデング熱の監視、蚊が繁殖しやすい場所の清掃、除去など、さまざまな対策を実施している。

デング熱は、世界保健機関(WHO)によって、蚊を介して人々に感染するウイルス性の感染症として説明されている。一般的な症状には、高熱、頭痛、体の痛み、吐き気、発疹が含まれる。デング熱は、フィリピンのような熱帯および亜熱帯地域で多く見られる。 また、保健省(DOH)の全国データによると、今年のデング熱症例数は昨年と比較して増加しているどようだ。2024年1月1日から5月4日までの期間に報告された症例は59,267件に上る。しかし、死亡者数は昨年より減少しており、今年は164件が報告されているのに対し、昨年は171件であった。

ミンダナオ地域ではデング熱症例が最も多く、ソクサージェン(Soccsksargen)地域で6,994件、ダバオ地方で6,623件、北ミンダナオ地域で6,078件が報告されている。ダバオ地方では29件のデング熱関連の死亡例が、北ミンダナオでは27件が記録されている。 筆者もダバオで過ごす中で多くの蚊にさされてきた。幸いデング熱にかかることはなかったが、非常に恐ろしい感染症であるため、蚊よけスプレーを持参したり、緑が多い場所に行く際は長袖長ズボンを着用することをお勧めする。また、現地の薬局には蚊よけのボディクリームなども販売されているため、そちらも検討して頂きたい。

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