17人の警官と28人の非任官士官で構成される約45人のダバオ警察職員が、ケソン市のキャンプ・クラメにあるフィリピン国家警察(以下PNP)の人事記録管理局(以下DPRM)人事保管・会計部(以下PHAU)に異動予定であることが、今週初めにリークされたプライベートメモで明らかになった。
このメモによると、ダバオ地方警察(以下PRO-Davao)は、PRO-Davao地域局長であるニコラス・トーレ准将の要請に対するPNP本部の返答を待っているとのことだ。PRO-Davao広報官のキャサリン・デラ・レイ少佐への独占インタビューで、彼女はトーレが異動を否定しないと述べ、またこれはPNPの内部問題であるとしている。 また、デラ・レイ少佐は別のメディアインタビューで、異動は通常のことであり、その理由は誰にも議論したり公表したりしてはならないと述べた。
しかし、彼女は、すべての異動が行政または刑事事件に関連しているわけではないと説明した。その他の理由としては、未解決の事件、研修、異動待ちなどが挙げられ、これは通常の命令だ。 一方、トーレは機密メモがどのようにリークされたかについての調査を既に命じたと発表している。
今年3月以来、ダバオ警察は妙に頻繁に人事異動をしており、DCPOは既に新たな5人の市警察署長を任命している。加えて、3月23日から26日に行われた「違法薬物対策」作戦中に7人が死亡した事件に関連して、ダバオ地方内部監査局が進行中の職権調査を実施しており、少なくとも35人の職員が解任されている。この頻繁な人事異動の裏にはどんな事情があるのだろうか。今後も動向を追う。
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