フィリピンイーグル・ウィークを記念して、フィリピンイーグル「ジオテルミカ」の剥製が、フィリピン国立博物館自然史展示室で展示されている。
ジオテルミカは繁殖プログラムのために2019年にシンガポールに送られたが、2023年9月7日に亡くなった。フィリピン・イーグル財団(以下PEF)は、環境天然資源省(以下DENR)およびフィリピン国立博物館(以下NMP)と共同で、フィリピンイーグルの保護活動への貢献を称え、ジオテルミカの剥製のお披露目を企画した。
DENRのアントニア・トニ・ユロ=ロイザガ長官は、国鳥を保護することの重要性と、それが環境に与える広範な影響を強調した。生物多様性保全、気候変動対策、汚染管理、海洋保護と、これらが切っても切れないつながりを持つことを念頭に置かなければならないと彼女は語った。
また、PEFのエドガー・チュア会長は、ジオテルミカがフィリピン国立博物館で展示されることは絶滅の危機に瀕しているフィリピンワシの保護における協力的な取り組みの証であると強調している。
フィリピンイーグルは森林伐採が原因で生息数が減少し、今では絶滅危惧種に認定されている。ダバオの顔の一つでもあり、これからも守ってゆかなければならない。ダバオにあるフィリピンイーグルセンターではフィリピンイーグルの保護や繁殖が行われており、また、実際にフィリピンイーグルをみることができるためダバオの有名な観光スポットとしても知られている。
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