【News】ダバオ市の7つの動物咬傷治療センター、狂犬病の疑いがある3万人以上の治療を行う

ダバオオリエンタルのワクチン接種会場

2023年の1年間で、ダバオ市にある7つの動物咬傷治療センター(以下ABTC)で合計33,823人の患者が治療を受けたが、その大半は咬傷や引っ掻き傷を負い、狂犬病の危険性が高いと考えられていた。ダバオ市では2023年に3人の被害者が狂犬病で死亡している。

33,000人以上の患者のうち、半数以上の18,571人はカテゴリーIIIの患者であり、もし狂犬病に罹患していた場合、免疫グロブリンを投与する必要があった。カテゴリーIIIとは、頭、首、手、足など、「神経支配の強い部位」、つまり神経のある部位の噛み傷や引っかき傷である。このうち17,957件が犬による咬傷で、その大半がペットによるものであった。

しかし、狂犬病は予防することができる。10.4パーセントにあたる3,504人の患者が抗狂犬病ワクチンの未接種者であると警告した。抗狂犬病ワクチンは3回目以降しか予防効果がみられない。ABTCはワクチン接種を完了させるようアドバイスした。

狂犬病に対する最善の予防法は、ペットに予防接種を受けさせ、責任ある飼い主になることだとABTCは言う。応急処置として、傷ついた部分を石鹸と水で洗うことも勧められる。噛まれたりひっかれたりしたらすぐにABTCに診察に行き、専門家に相談することが大切である。

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