ダバオ市にある3億ペソを投じて建設された5階建てのフィリピン国立博物館(以下NMP)は、博物館・美術館月間に合わせて2024年10月にオープンする予定だ。NMPはカダヤワンに合わせて今年8月にオープンする予定だったが、完全な運営を保証するために10月に変更されたという。
ダバオ市国立博物館(Museo Dabawenyo)の責任者であるジェイソン・アルセオ氏によると、ミンダナオの象徴的なフルーツであるドリアンをモチーフにした構造で、NMPの建物の3つのフェーズは、建設という点ではすでに完成しているという。
また、同ビル5階にはダバオ市国立美術館があり、LGUによって運営・管理されることになる。現在ある国立博物館よりも展示物が増えて規模も大きくなることで、フィリピン、ダバオの歴史をより深く学ぶことができる。
現在のところ、国立博物館の担当部署は、ダバオ市の様々な地域、特にマリログとカリナン、また地域全体で、博物館に展示される芸術品や美術品の追加計画のための調査を行っていると述べた。国立博物館は無料であるため、多くの人が来場することが期待される。
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