【食べる】小腹が空いたらおやつ(ミリエンダ)にしよう!ダバオのローカルスイーツ大紹介

ローカルスイーツ

皆さんこんにちは!ダバオッチのホノカです。ダバオの街を歩いてると、至る所にストリートフードの屋台があります。それらも小腹を満たしてくれますが、やはりミリエンダといえば(フィリピノ語でおやつのこと)、口が甘いものを求めていますよね?!

ダバオではストリートスイーツの他にも食堂やレストランでも様々なローカルスイーツを楽しむことができます!フィリピンスイーツは甘すぎるというイメージがありませんか?実は全然そんなことはなくて、ほどよい甘さがクセになります。しかもとっても安いです。

日本にはないものばかりで、よく見かけるけどこれってなんなんだろうという謎の解明もできると思います!甘党さんも、甘いものが苦手な方も絶対にハマるおやつがあるはず。3部門に分けて、全部で17種類紹介しているので、最後までぜひご覧ください!!

まずはフィリピンと言ったらこれでしょ!というような多くの方が知っている王道フィリピンスイーツ部門から!

Halo Halo ハロハロ

ハロハロ

ハロハロは1番有名なフィリピンスイーツと言っても過言ではありません!日本でも毎年ミニストップが期間限定でハロハロを販売していて、食べたことがある方もいるのではないでしょうか。

ハロハロとはタガログ語で「混ぜこぜ」を意味していて、フィリピン版かき氷です。暑いフィリピンでは欠かせないおやつです!混ぜこぜという名前の由来の通り、ミルクベースのかき氷の上に乗っている、果物や豆類、ナタデココやアイスなどさまざまな具材をかき混ぜて食べます。

筆者はかき氷があまり得意ではないのですが、ミルクベースで頭がキーンとなりにくいし、さまざまなトッピングがあるので飽きることがなくペロリと食べ切れました!おすすめはフィリピンチェーン店「INASAL」のハロハロで、ウベのアイスクリームとかき氷の相性が抜群です。

Turon トゥロン

トゥロンもとても有名なフィリピンスイーツです!こちらはフィリピンの屋台でよく売られている、バナナの春巻きです。トゥロンでは普通のバナナではなく調理用の小ぶりで甘さ控えめなバナナが使用されます。なので甘すぎずいくつ食べても罪悪感がありません!笑

作り方はとても簡単で筆者も作ったことがあります。春巻きの皮にバナナ(普通に売られているもので大丈夫)とランカ(ジャックフルーツ)を巻き、揚げて砂糖を振れば完成です!

トゥロン

ノーマルのジャックフルーツ入りのトゥロンの他にも、ウベ味やキャラメル味など他の味も楽しめるのでフィリピンに来たら試してみてください!

Taho タホ

ファミマ タホ Taho

フィリピン全土で愛される伝統的なスイーツ、タホ。柔らかい豆腐にタピオカのようなでんぷんの粒と黒蜜を加えたものです。以前にコンビニ紹介の記事で紹介しましたが、お店の他にも朝、天秤棒を担いだ行商人が桶に入った温かい豆腐を販売しているのが人気です。

ダバオではあまり見かけず、たまに朝にタホータホーというような声が聞こえるけれどまだタイミングが合わず購入できていないのでリベンジします!

Leche Flan レチェフラン

レチェフラン

レチェフランはフィリピン版カスタードプリンで、プリンが大好物の筆者お気に入りのフィリピンスイーツです!!練乳たっぷりで、卵は卵黄のみを使用しているのでねっとりしていて、昭和を感じさせる喫茶店のプリンの硬さに近いです!

レチェフラン

お祝い事や行事に欠かせないスイーツで、筆者も知人の誕生日のお祝いで食べました!実は日本のフィリピンフェスティバルでも食べたことがあり、お気に入りです!

ここまでは割と知っている方も多いと思います。しかしここからは、よく見かけるけど何かわからなくて挑戦できない、、というような真のTHEローカルスイーツ部門を紹介します!さらに個人的レビューもしていきます!

Sapin Sapin サピンサピン

ローカルスイーツ

サピンサピンは餅米を使って蒸したケーキです。米粉の他にココナッツミルク、コンデンスミルク、砂糖が入っています。紫・白・黄の3重層をみてびっくりされている方もいるかもしれませんが、紫色なのはウベという紫芋の自然の色素なので安心してください!しかしウベの味はあまりしなくて、ココナッツミルクの香りが強く、食感は羊羹でした。

★3.0/5.0

ウベの味を期待していたのでちょっとがっかりということで厳しめ評価でいきましょう笑和菓子がお好きな方は好きそうな味でした。1つ15ペソでお手頃です。

Betso Betyo ベチョベチョ

ローカルスイーツ

ベチョベチョと聞くと水っぽいのかな?と思ってしまいますが、全くそんなことありません!餅米からできた煎餅にみたらしのようなタレがかかっていて歯ごたえもしっかりあります。甘口ぬれせんの味に近いです!

★4.0/5.0

味が他のものに比べて、甘いけれど渋さもあるという日本人好みのスイーツで、食感は名前とは裏腹にしっかりしています。すでにリピしていて、ぺろっと食べられてしまう軽さもポイントです!

Bukayo ブカヨ

ローカルスイーツ

まだ若いゼラチン状のココナッツの細片を、黒糖を入れた水で煮て乾燥させたものです。キャラメルのようなほろ苦さもありつつ、ココナッツの甘さもしっかりとあって美味しいです。例えるとしたら、麩菓子に歯ごたえをプラスしたような感じですかね。

★4.5/5.0

置いてあったら止まらなくなる美味しさで黒糖の程よい甘さがたまらないです!あまり見かけることが少なく、ちょいとレアスイーツかもしれません。

Biko ビコ

ローカルスイーツ

ビコは餅米をココナッツミルクで炊き上げた、おはぎのようなスイーツです。フィリピンスイーツには餅米とココナッツミルクが使われているものが多いですね。ビコはおやつにもなりますが、誕生会やお盆の時期など人が集まる時に作られます!

★2.5/5.0

おはぎもそうですが、おやつとして食べたくなるかと聞かれたら、たまーにでいいかなとなってしまうなと思い辛口評価にしました。ですがご飯とココナッツは合うな〜と再確認するくらいには美味しいので、ぜひ食べてみてください!

Suman スーマン

餅米をココナッツミルクと塩で味付けし、バナナの葉やココナッツの葉で包んで蒸した朝食としてもおやつとしても親しまれているスイーツです。日本でいうちまきと似ています。セブのエリアではBudbodと呼ばれているそうです。

★3.0/5.0

正直、ビコを食べた直後にスーマンを食べたので、材料も同じものが使われていることから、味の違いがよくわからなくなってしまいました、、。お赤飯のような味もしました。ですが、ココナッツの葉の良い香りを食べなからも感じることができて風味がよくて美味しかったです!また、甘さ控えめで、ご飯としても食べれそうだなと思いました。

Panyalam パンヤラム

フィリピンの伝統的な揚げ米粉パンケーキで、餅米、黒糖、ココナッツミルクをペースト状に混ぜて揚げたものです。筆者はこれをサンボアンガで食べたのですが、ミンダナオ島起源のスイーツで特にイスラム教徒の間で人気があります!また材料一緒!?と思った方、パンケーキのような食感になるとまた味が変わるんです!

★3.5/5.0

見た目の可愛らしさとは裏腹にずっしりとした重さがあって、コスパの良さも兼ね揃えています。紹介するスイーツの中で1番コーヒーに合うと思いました。味は素朴ですが、やっぱり黒糖がいい甘さを引き立ててくれます。

Buko pie ブコパイ

ローカルスイーツ
ブコパイ

ブコとはココナッツのことで、ココナッツとクリームをパイ生地で包んで焼いているものです。1つ25ペソでゲットしました。

お店によってココナッツとクリームを層にしていたり、写真のようにココナッツとクリームが混ざってそのまま入っていたりとバラバラです。フィリピンで最も有名な珍味デザートの一つとも言われています。

★4.5/5.0

パイはしっとりしていて、カスタードクリームにココナッツがびっしり詰まっていて好みの味でしたし、お土産にして持ち帰りたいなと思いました!生のプリプリココナッツがもったいげもなく詰まっていたのが高評価ポイントです!

Kutsinta クチンタ

タピオカ粉もしくは米粉、黒糖などが原料の蒸餅で、食感はサピンサピンととても近く羊羹のようなもちもちさがあります。上にかかっているのはココナッツパウダーです!

★3.0/5.0

上のココナッツパウダーの味が良くも悪くもとても強くて、蒸餅本来の味が消されてしまっていたように思います、、しかし、このもっちり、しっとり感かつ歯ごたえもほどほどにあるというバランスの良さは素晴らしく、甘さ控えめで上品な味です。

Egg pie エッグパイ

ローカルスイーツ

見た目はレチェフランと少し似ていていますが、パイなので食感は全く異なり、味はエッグタルトに近くて、中華圏の食文化の影響を受けたことが感じられます。また、フィリピンのパン屋さんでよく売られています。

★4.0/5.0

先ほどもお伝えしましたが、筆者はプリンが大好物なので、カスタードプリンがのったパイなんて好み以外のなんでもありません。ただ、ほんのり甘いというよりは、しっかりと甘くて、パイ生地ということもあり、見た目以上にずっしりしているからか割と1人で食べるのに苦労してしまいました。味は文句なしの高評価です。

Puto プト

プトはフィリピンで伝統的な蒸しケーキで小麦粉の代わりに米粉から作られています。味はチーズが一般的ですが、ウベやお肉が中に入っているものやカラフルなプトもあるんだそう。程よい甘さのプトは朝食にもピッタリです!

★4.5/5.0

筆者はチーズプトを食べました。日本で売られている蒸しパンのような食べ慣れている味の安心感に加えて、中の空洞が少なくてかずっしり感に感動しました!(たまにほぼ空気みたいな蒸しパンありますよね笑)しかし、ここに来てフィリピンオリジナリティという刺激も欲しくなったのが本音です。

Buchi ブチ

ローカルスイーツ

この見た目に見覚えがあるのではないでしょうか?そうです、フィリピン版ごま団子です!中国由来のおやつで、カリッと揚げた衣と中の餡の相性抜群です。ナイトマーケットや露店でよくみられる人気デザートです!

★4.0/5.0

味が美味しいのはいうまでもないのですが、注文してから上げてくれるスタイルで揚げたてで外はカリカリ中はもちもち食感に食べる手が止まりせん。そして、イチゴやチョコ、抹茶などに加えて、ドリアンやウベも楽しめるということで、オリジナリティという部分でも高評価です!おすすめは抹茶です!

何を頼んでいいかわからないという方はこちらのランキングを参考にしてください!

真のTHEローカルスイーツ部門ランキング

  1. Buko pie ブコパイ
  2. Bukayo ブカヨ
  3. Puto プト
  4. BetsoBetso ベチョべチョ
  5. Buchi ブチ
  6. Egg pie エッグパイ
  7. Panyalam パンヤラム
  8. Sapin Sapin サピンサピン
  9. Suman スーマン
  10. Kutsinta クチンタ
  11. Biko ビコ

最後にこれもおやつなの!?という、意外なローカルスイーツ部門を紹介します。

TAKOYAKI たこ焼き

写真で見ると、日本でも売られている普通のたこ焼きにしか見えませんが、こちらはタコが入っていないたこ焼きです笑タコが入っていないのにたこ焼きと呼べるのかに関しては議論を呼びそうですが、フィリピン風たこ焼きです!中に入っているのは、野菜やチーズ、個人的おすすめはカニカマです!

現地の方にも大人気でナイトマーケットやショッピングモールの小さなお店では列ができていることもしばしばあります!

Sweet corn スイートコーン

スイートコーンもミリエンダなのか?と思ってしまいますが、ミリエンダとして親しまれていて私もハマっているスイーツです!芯を取り除いた、茹でたとうもろこしにコンデンスミルクとチーズパウダーをかけて食べます。

スイートコーン自体の甘さをコンデンスミルクの甘さが邪魔していなくて、さらにチーズを加えることによって塩気が加わりとても美味しいのでおすすめです。1つ25ペソでした。

まとめ

ダバオのローカルスイーツをまとめましたが気になったものはありましたか??その土地でしか楽しめないフードを食べるのは旅の醍醐味ですよね!スイーツもその一つ!フィリピンのローカルスイーツは聞き慣れないものばかりだと思いますが、どれもリピしたくなるような美味しいものばかり!

また、どれも甘すぎないので甘いものが苦手な方にもおすすめです!ミンダナオ名物のコーヒー片手に色々なローカルスイーツを楽しんでみるのも楽しいと思います。紹介できていないものもあるので街中に気になったものがあれば、ぜひ試してみてください!

 

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