ダバオの花卉(観賞用の植物)産業は、観葉植物を中心とした収入創出プログラムを積極的に提唱している。ミンダナオ花卉会議の共同議長のエブリン・ラヴィーニャ氏は、11月22日に開催されたメディア・フォーラムの中で、同団体は花卉栽培の美的魅力を超えた経済的可能性を強調することを目指していると語った。
ラヴィーニャ氏は、ミンダナオ花卉会議の目的は、花卉栽培の経済的な可能性を紹介することで、人々、特に若い世代と自然とのつながりを取り戻すことだと語った。この会議は、2024年11月に予定されている、”Reconnect with Nature, Embrace Floriculture “をテーマとする、より大規模な大会のための予備イベントとしての役割を果たす。
同会議では、植物の展示、販売、植物コンペティション、技能訓練プログラムなどが行われる。実技研修は学生を対象にしたものだが、一般にも公開され、花卉栽培の実践的な側面を学ぶことができる。テーマは、花卉栽培の基礎的な部分を含む。一般に公開される植物コンペティションでは、特別な植物を栽培する生産者の参加を募っている。第一、第二、第三部門の入賞者には賞品が授与される。
タグム市では2023年11月24日から12月3日まで花卉栽培フェスティバルが開催される予定である。ラヴィーニャ氏はオンラインで販売すると、10,000ペソから25,000ペソの値段がつく植物から、500ペソで売られている “安い “と思われる植物もあると付け加えた。
ダバオ地方の花卉産業は、近隣の自治体の関係者が、植物を販売する個々の生産者から造園や植物の宣伝に至るまで、ダバオ地方の花卉栽培をベンチマークするために関係者を派遣しているため、より大きなコミュニティへと発展している。
ラヴィーニャ氏は、フィリピンでは花を国際的に輸出するケースが散見されるが、注目されているのはごく少数だと付け加えた。もしフィリピンが花卉栽培を発展させることができれば、フィリピンが観賞用植物を輸出することは可能だろう。現状ではフィリピンで入手可能な植物の一部がフィリピンに輸入されていることさえあり、花卉産業の発展に期待が高まる。
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