11月4日、ダバオを拠点とするバードウォッチャーグループが、フィリピンワシだけでなく、ダバオに生息する他の小型の鳥類など、固有種の鳥類に対する認識を高めるため、ダバオ市民にバードウォッチングを奨励した。
フィリピンワシ以外にも、フィリピン・ハンギング・オウムのように絶滅の危機に瀕している鳥類がダバオ市には生息している。このオウムは緑、赤、オレンジ、黄色のカラフルな羽でよく知られている。バードウォッチャーグループは、この種がバギオ地区の人々の間でペットとして珍重されているため、密猟者が好んで罠にかけていることを指摘した。
環境天然資源省(DENR)の行政命令2019-09更新リストでは、コラシシとして一般的に知られているフィリピンハンギングオウムは、危機的に絶滅の危機に瀕している。フィリピン吊りオウムも絶滅の危機に瀕しており、その理由は密猟である。
プロの野鳥ガイドは「フィリピンではバードウォッチングに対する関心が非常に低い」と強調した。フィリピンではバードウォッチングの本を入手するのも難しいため、バードウォッチングが何かわからない人もいる。バードウォッチング活動を通してダバオに生息する固有種の鳥類を普及させ、保護意識を高めることができると考えられている。
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