世界的に権威のあるカカオコンペティション「カカオ・オブ・エクセレンス」で、ダバオ市バランガイ・サロイのプロック・パグ・アサにあるサロイ有機農家組合(以下Sofa)が世界のトップ50に入った。
Sofaは、アジア、ヨーロッパ、アフリカ、アメリカ大陸の様々な国から集まった52産地の222のカカオ豆サンプルの中で、コンテストのトップ50に入った唯一のフィリピン代表である。Sofaのチョコレート製造を行うパートナーであるAuro Chocolateは同協会の勝利に感謝の意を表した。
Sofaは、2021年にダバオ市カリナン地区バランガイ・サロイで開始されたオーガニック転換プログラムの下で設立された。ダバオ地方カカオ産業開発協議会会長のダンテ・ムイコ・ジュニア氏も、Sofaの功績を称えた。
ベスト50のカカオは今後ダークチョコレートに加工され、著名な審査員によって評価され、金賞、銀賞、銅賞が決定される。受賞者は、2024年2月8日にオランダのアムステルダムで開催されるカカオ・オブ・エクセレンス授賞式で表彰される。ダバオ市のカカオが世界に広がっていくのが楽しみである。
【News】国内での供給不足に対応するため、ダバオ市内のカカオ農園拡大に注目
【News】カカオ豆の品質を競う全国大会でダバオの生産農家が「最高のカカオ豆」最優秀賞を受賞