【News】コーヒー輸出の日系中小企業に対し、投資委員会が初の投資優先計画を承認

フィリピン投資委員会、ダバオ支部は、ダバオ市に本拠地を置きミンダナオのコーヒーの輸出業を行うピスタシア・ミンダナオ・コーヒー・エキスポート・インク(以下、PMCEI)の100万ペソ相当のコーヒー栽培プロジェクトを承認した。同プロジェクトは、2017年投資優先計画(IPP)の輸出活動の下で承認された最初の中小企業(MSE)プロジェクトとなった。

投資委員会(BoI)の発表によると、同プロジェクトでは発酵コーヒーとカカオ豆の生産・製造をそれぞれ2,250kgと750kg行われ、2017年1月中にも生産・輸出業務を開始して、日本に輸出する計画を立てている。

PMCEIは、小規模農家から調達された発酵コーヒーやカカオ豆など、高品質な素材を専門に取り扱っており、小規模農家への技術の提供から市場へのアクセスまでエンド・トゥ・エンドのサポートを提供する。

近年フィリピンでは、貿易産業省、農業省、コーヒー生産者及び加工輸出業者など官民一体となってコーヒー産業の育成に力を入れており栽培が盛んになりつつある背景を受け、PMCEIは2017年8月、フィリピン産のコーヒー豆を日本国内に輸出するためフィリピン共和国ダバオ市に設立された。

生産地と日本市場をつなぐ新しいチャネルによって、現地に日本市場(消費者や焙煎店)の情報がもたらされることになり、農民には単に生産物を売るだけの農民としてではなく、市場のニーズに応えるような意識化や行動を促し、また行政の支援が効果的となるように関係者のネットワーク化を進め地域社会全体としての発展にも尽力することが期待されている。