ダバオ市警察(以下DCPO)は現在、8月10日から20日まで開催される、大規模なカダヤワン祭の準備に取り掛かっている。
この準備の一環として、約9,000人の警備員が配置されるという。DCPOのヘイゼル・トゥアゾン警部は7月31日のダバオ市災害ラジオ(DCDR)にて、「DCPOは現在、ここダバオ市の治安維持のために常に9,000人近い警備員を配置し、10日間の祭典に備えている。カダヤワン祭を確実に実施するため、ダバオの人々の協力と規律は不可欠だ」と語った。トゥアゾン警部は、カダヤワン祭の期間中、リュックサック・上着の着用・透明でない水筒の使用は禁止されていると市民に呼びかけた。
また、DCPOはIndak Indak sa Kadayawan(カダヤワンダンスパレード)の間、警備を倍増する予定だとも付け加えた。ダバオ市観光事業事務所(CTOO)は、Indak Indakの開催時間を例年の午前中ではなく午後2時から8時までに変更した。「時間は変更したが、警備体制は緩めない。開催時間が夜のため、人員を倍増する予定だ」とのことだ。
いよいよ来週開幕のカダヤワン祭。ダバオの魅力を各イベントごとに多様な視点から眺めることができ、このためにダバオを訪れる観光客も多い。サラ・ドゥテルテ副大統領やアイミー・マルコス上院議員などの錚々たる顔ぶれの参加も予想される。今年のカダヤワン祭も盛大かつ安全に開催されることを期待している。