【News】第32回東南アジア競技大会のマラソン競技で、ミンダナオ島出身の選手らがメダル獲得

ダバオ国際空港

カンボジアで開催中の第32回東南アジア競技大会(以下SEA Games)で、ミンダナオ島の南コタバト州トゥピとマライバライ市のマラソンランナーが、6日の男子マラソンと女子マラソンで、それぞれ銀メダルと銅メダルに輝やいた。

銀メダルを獲得したのは、南コタバト州トゥピのArlan Arbois Jr.選手。公式戦の男子マラソンは初出場だった。一方、銅メダルを獲得したのはマライバライ市のChristine Organiza-Hallasgo選手。2019年のSEA Gamesでは金メダル、2022年のベトナムの公式戦では銀メダルを獲得したが、今回は3位に留まった。

男子・女子マラソンは6日の午前中、シェムリアップでアンコールワットを背景に、42キロメートルのルートで行われた。

Hallasgo選手は2時間50分27秒を記録し、インドネシアのOdekta Elvina Naibaho選手の2時間48分14秒、ベトナムのThi Tuyet Le選手の2時間49分21秒に続いた。Arbois選手は、インドネシアのAgus Prayogo選手の2時間32分59秒に次ぐ2時間33分27秒を記録した。後ろに続いたのはベトナムのNguyen Thanh Hoang選手の2時間35分49秒だった。

今回入賞した両選手はともに、マラソンの国内記録保持者であるEduardo Buenavista氏の指導を受けている。

2年に1度開催されるSEA Gamesの第31回大会は、2021年に開催される予定だったが、パンデミックの影響で22年に延期された。2019年にはフィリピンで大会が開催され、Hallasgo選手はそこで金メダルを獲得していた。今回はその奪還を目指していたが、叶わなかった。

今回の第32回大会は、今月5日から17日までの開催だ。2019年の第30回大会の折には、メダリストに対してダバオ市から報奨金が配られた。市もアスリートを応援している。今回の大会期間中や、次回以降の選手たちの活躍が楽しみだ。

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