ここ数年の酒類の制限から解放された反動だろうか。ダバオ市警察(DCPO)は、今年上半期に検挙された人数が606人に達したことから、ダバオ市の酒類禁止条例に従うようダバオ市民に注意を促した。
ダバオ市警察の代表者であるCatherine dela Rey氏は、2023年4月24日の地元ラジオでのインタビューで「我々職員は、酒を販売するバーやレストランだけでなく、公共の場も監視していることを改めて伝えておく」と語った。家の敷地内で飲んでいると主張しながら、実際には門や路地の外で飲んでいる人々も検挙されるだろうとのことだ。
2018年に制定された0410号から第0418号までの一連の市の条例により、午前1時から8時までは公共の場での飲酒ができなくなった。違反者は初犯で3,000ペソの罰金、2回目は5,000ペソの罰金と3ヶ月の禁固刑、3回目は5,000ペソの罰金と1年の禁固刑となり、施設の営業許可が取り消される。
数年前にはフィリピンで最も素晴らしい警察署として選ばれたこともあるダバオ市警察。彼らの優秀な働きの前には、下手な言い訳は無用である。連日の暑さで飲まなければやっていられない日もあるだろうが、アルコールは法の範囲内で楽しんでいただきたい。