【News】ダバオ市民の台所、アグダオ公設市場のリニューアル工事第一期が順調に進む

アグダオ公設市場

2021年11月11日(木)、ダバオ市都市計画開発課によると、ダバオ市で2番目の規模を誇るアグダオ公設市場のリニューアル工事に関して、第一期分の工事のうち55%が完了したと報告した。アグダオ公設市場は7憶4000万ペソの予算を投じ、リニューアル工事が進められており、第一期の工期は12月末に完了することが予定されている。

同都市計画開発課によると、第一期の工事が完了次第、第二期の工事が進められる予定で、建設工事は公共事業道路省(DPWH)が請け負うという。また、ダバオ市情報局の担当者によると、全部で495店舗が3階分のスペースに入居できることが決まっているが、公平性を確保するため、3階分のどの場所に入居できるかはまだ決定していないという。しかしながら、お米、乾物、鮮魚、精肉、青果を販売する店舗が入居するということだ。

今回のリニューアル工事は、フィリピン政府が定める共和国法8435号(別名:AFMA法)に基づき、国内の農民や漁民の生活を保護する観点から、政府が小規模農家や漁業者の活動を保護し、収穫物の流通、保管、販売、マーケティングを支援するためのものである。そのため、アグダオ公設市場はリニューアル後、アグタオファーマーズマーケットと命名されることが決定している。

アグダオファーマーズマーケットの完成後は、1階部分に生鮮食品を含む126店舗、2階部分に乾物、飲食店を含む167店舗、3階部分はその他の商業用賃貸スペースが入居する予定で、リニューアル前まで問題となっていたアグダオ公設市場付近の渋滞を解消するため、十分な駐車スペースも確保されるということである。入居を希望する店舗からは家賃の値段設定も気にする声が上がっているが、担当者によればリニューアル後も工事前と同程度の水準で保たれるということである。

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