国家電気通信委員会11地域(The National Telecommunications Commission 11 以下、NTC11)は、ダバオ地方の30のラジオ局に対し、無許可の経営やその他の違法行為から、停止命令をだすことを提起した。 NTC11の責任者のカネテ氏によると、調査の結果、南ダバオ州で10、ダバオ州で5、残りが東ダバオ州とコンポステラ・バレー州のラジオ局とのこと。これらのラジオ局は、経営をする上で必要なライセンスを持っていない。
NTC11はこの提議をNTC中央局に提出し、同時にトランスミッターに竹の棒を使用している、ダバオ市内マティーナとトリルにそれぞれある、2つのラジオ局も監視している。 「例えこれら2つのラジオ局が経営に必要な文書や許可証を持っているとしても、彼らのトランスミッターは竹の棒だということはわかっている。これらのラジオ局への立ち入り検査はまだ行っていないが、我々は停止命令をだすことを提起するだろう」と、カネテ氏は話した。
氏によると、以前には、ディゴス市の2つの、そしてダバオ州バンサランの1つのラジオ局に停止命令が出されたという。 現在ではすべてがデジタル化されており、違法な周波数の使用は簡単に見つけられるという。中には、合法に運営しているラジオ局から周波数を無断で盗んでいるラジオ局もあるとのこと。