ダバオ市都市交通管理局(以下CTTMO)の報告によると、1月23日(月)に複数の要因によってダバオ市内の一部地域で深刻な交通渋滞が起きた。発生エリアはMatina交差点、C. P. Garciaハイウェイ、McArthurハイウェイ、Roxas通りだ。
一つ目のMatina交差点、とりわけTalomo警察署前の渋滞は駐車トラックがすぐに移動しなったことで引き起こされた。CTTMOのDionisio Abude局長は「私たちは駐車トラックの運転手にトラックを移動させるよう指示していましたが、彼らにはそれができない事情があったようで、結果的に渋滞となってしまいました。北と南に向かう公共交通機関の到着が遅れていたので、たくさんの乗客が乗り物を待っていることも認識していました」と当時の状況を語った。
二つ目に、南に向かうレーンのC. P. Garciaハイウェイは、巨大なコンクリート建材がトラックから落下したトラブルを受け一部区間が閉鎖されていた。Abude氏によると、午後3時頃、ダバオ地方の公共事業道路省(以下DPWH)はまだ当該エリアの安全確保を行なっていたという。
さらに、McArthurハイウェイでは午後3時40分頃、Roxas通りでは午後4時頃交通事故が起こり、5時頃まで続く交通渋滞が引き起こされた。
一方でAbude氏は、今後いくつかの主要道路が一時的に閉鎖される予定なので、さらに激しい交通渋滞が近いうちに起こるだろうと予想している。DPWHは1月20日、アブリーザモールからObreroのVeloso通りまで続く道路は、水道管工事のため1月24日から3月12日まで閉鎖予定であると発表した。同氏は、この期間は運転手は交通情報に注意し予め渋滞を避けるよう推奨している。