【News】都市交通管理局、公共交通機関の運転免許証有効期限規定を変更、丸々1年間有効に

ジープニー

ダバオ市都市交通管理局(以下CTTMO)は、公共交通機関(以下PUV)運転に必要な免許証が従来定めていた年末までの有効期限を廃止し、更新手続きをより容易で便利に行えるようにした。つまり、従来は申請した日の同年末に失効していたPUV免許証だが、規定の変更によって翌年の申請日と同じ日まで丸々1年間有効になった。

CTTMOは今回の登録制度の変更によって、多くの運転手が有効期限を破ろうとしていたのを防ごうと試みている。またこの制度によって、更新手続きに必要なプロセスが減り、待機列と待ち時間を効果的に減らすことができるだろうと見込んでいる。

CTTMO局長は11日に行われた地元のラジオインタビューにて「従来の方法だと有効期限が同じだったため、年末にかけてほぼ全てのPUV運転手たちがオフィスに集結していました。今回の制度変更によってオフィスが混み合わないようになるでしょう」と制度変更に対する期待を語った。また、免許証は従来と変わらず無料で発行可能で、免許証を見える位置に置いてなければいけない規定は変わらないという。

PUV免許証の取得を検討している運転手は、通常車両の運転免許証、公式のオペレーター運転手登録の領収書または証明書、所有者がPUV運転手であることを証明するPUVオペレーターから発行された証明書の3点を掲示する必要がある。

2022年、CTTMOは17,804件ものPUV免許証を発行している。うち5,736件がトライシクル、5,707件がタクシー、5,451件がジープニー、残りはバンやバス運転手に対して発行されたものだ。本年の1月1日〜11日にかけても既に463件のPUV免許証が発行されているという。

PUV無免許運転や失効したPUV免許証で運転している者には1,000ペソの罰金が課される。同局は偽の免許証での運転も犯罪であると、ダバオ市の交通安全のために注意を促している。

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