【News】スペインの植民地支配からの独立を目指した革命家、ボニファシオ生誕祭の記念式典に副市長が祝辞

フィリピン国旗

11月30日は、スペインの植民地支配からの独立を目指すフィリピン独立革命のリーダーのひとりで国民的英雄であるアンドレス・ボニファシオの生誕を祝う祝日である。セバスチャン市長の代理として、ボニファシオ日の式典に出席したキタイン副市長は祝辞を述べた。

副市長は、「現在、私たちには近代フィリピンの国民的英雄がたくさんいるが、若い世代のあなた達に関しては、もっとフィリピンへの愛国心に突き動かされて行動してほしい。私たちは今後海外進出を見据えているが、これには社会的利益の追求はもとより、あるいはもっと自己犠牲的であることが付き物かもしれない。しかし、あなた方の心は、国への愛情を通していつでもフィリピン国民の元にあることを忘れないで欲しい。」とダバオの若者に向けてメッセージを送っている。

ボニファシオは、スペインの植民地支配からの独立を目指すフィリピン独立革命のリーダーのひとりであった。この独立革命はヨーロッパの植民地政府に反対するアジア最初の革命であったこともあり、現在でも同時代の民族運動家のホセ・リサールと並び多くのフィリピン人から敬愛の対象となっている。また、議会が毎年11月30日をボニファシオの生誕を祝う記念日にすると取り決めた1921年以降、11月30日は祝日となり、各地でボニファシオ生誕を祝う式典が多く行われている。

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