ダバオ市の平和に貢献しているダバオ市警察署は、この度署長の交代がおこなわれた。これまで警察署長として勤めてきたKirby John Kraft氏は、3年の任期を全うした。式典にはサラ・ドゥテルテ=カルピオ市長もオンラインで参加し、前任と後任の署長に言葉を寄せた。
交代式にオンラインで参加したサラ市長は、新しい署長に前任の署長が取り組んできたことを引き継いでほしいとコメントした。また、ダバオ市警察署が新型コロナウイルスの対応を支援して来たことや、チェックポイントの運営、感染対策の徹底、さらにはPCRテストの手伝いに至るまで幅広い支援をしてくれたと賞讃した。ほかにも、「ダバオ市民が警察署に求めていることは、たったひとつです。法の下に平等に接し、友人や知人ばかり助けようとしないことです」とも言葉をかけた。
Kraft前署長も、任期中に力を貸してくれたサラ市長や高官などに感謝の言葉を述べた。そして、「ダバオ市をテロリストから守ることから、基本的な感染対策を市民に守ってもらうための基準作りまで、非常に大きな挑戦が数多くあった」と述べた。
Lupaz新署長もまた、前任のKraft氏の取り組みを継続させ、ダバオ市の「平和と安全」を確保するため行動にいつでも起こせると述べた。5月には選挙も控えているが、新署長はこちらについても準備を終えているとコメントした。
これまでダバオ市の平和のために尽力してきた前署長のバトンを引き継いだ新署長のもと、ダバオ市の平和がこれからも続いていってほしいと思う。