【News】副大統領サラ・ドゥテルテ氏、自治体の学校や教師を学校教育以外に利用しないよう要請

ダバオ市役所

フィリピン副大統領兼教育大臣のサラ・ドゥテルテ氏は火曜日、地方行政責任者(以下LCEs)に対し、地方自治体(LGUs)が主催する活動に学校や教師を利用しないよう要請した。

2023年2月21日にマニラホテルにて開催された、2023年フィリピン市町村連盟(LMD)総会でサラ氏は、教師は特に学校外の活動など他のことをしてはならず、学校教育に専念しなければならないと念を押した。「我々は市町村長に対して、可能であれば、我々が、我々の学校と我々の教師を、我々の地方自治体の、我々の活動に利用することをしないでほしいと語った」という。

同氏はまた、教師、校長、地方長官補佐(ARDs)、地方長官を含む教育省(DepEd)の長官に対して、自らの仕事にプロフェッショナルとして臨むよう命じた。「我々は、LCEsの友らに対し、教育の質は、教育省が雇用している教師の質と関連していることを説明する必要がある。第一に、我々の政治家は教育省により選択・追求されるため、もし我々が教師の等級付けに従わなければ、我々は本当にこの国の教育の質を変えることはできないだろう。

それゆえ、我々による教師の等級付けに従うことを我々は要請する。我々は、自分の知り合い・友人・親戚だからという理由で教育省での教師の採用を強制すべきではない」とサラ氏は述べている。

同氏は繰り返し、教師、校長、監督官、地方長官及び地方長官補佐に対して、それぞれの仕事にプロフェッショナル意識を持って取り組み、如何なる政治家にも味方しないことを伝えた。さらに彼らに、選挙で勝てるのは教師や校長ではないことを注意した。「あなた方を選挙で勝たせることができるのは、あなた方の仕事と、あなた方それぞれの町の住民に変化を求めていることを示す誠実さである。それによりあなた方は次回の選挙で当選することができるだろう」とのことだ。

サラ氏はLCEsに対し、政府の呼びかけに忠実であり続け、コミュニティの中で継続的な進歩を促進し、最大限の誠実さと民主的説明責任を持って国家建設という重要な任務を実行するよう強調した。