ダバオ市のワクチン接種を促進したイベント「The Bakuna by the Sea」が、あらたなニーズの高まりに応える形で再びおこなわれることとなった。海の近くに位置する「Waterfront Insular Hotel Davao」で、1月12日水曜日からワクチン接種が始まっている。
今回のイベントは、ダバオ市で働く観光業に携わる人たちにブースター接種をおこなうため、そして、新型コロナウイルスの感染拡大およびフィリピンでも感染が広がるオミクロン株に対抗するためおこなわれる。また、主催は会場であるWaterfront Insular Hotelだけでなく、ダバオ市役所、市内の観光業に携わるダバオ観光協会も務める。
ダバオ観光協会の代表を務めるGatchi Gatchalian氏は、2021年おこなわれた同イベントと同じように、ダバオ市のメディア関係者にもブースター接種をおこなう予定だと語った。2021年は200名ほどのメディア関係者が海の近くの会場でワクチンを接種した。
同イベントは1月12~16日および1月19~23日を予定しており、先着順で受け付ける。また、ワクチン接種に来た人たちは基本的な感染対策に協力することが求められる。
2021年のイベントでは実に16,045名がワクチン接種を受け、フィリピンの観光に関する賞で3位に入賞することもできた。今回のワクチン接種イベント「Bakuna by the Sea」にも期待が集まっているといえよう。