【News】フィリピン国内のパイロット校100校で対面授業が再開、1年半以上ぶりに登校が実現する

ダバオ

11月15日月曜日、フィリピン国内の100校で対面授業のパイロットテストが開始された。ダバオ地方でもパイロット校となった数校で学校が再開され、1年半以上経ちようやく学校が再開された。学校への入学以前にコロナ禍に入ってしまった子どもたちにとっては、ようやく登校ができた形となった。

教育省ダバオ支部のJenelito Atillo報道官によると、ダバオデルサル州の児童232人と、ダバオデオロ州の児童182人が初日に登校したという。ダバオデルサル州ではHagonoyのClib小学校、KiblawanのNodilla小学校およびTacub小学校が、ダバオデオロ州ではNew BattanのBares小学校、PantukanのParasan学校(さまざまな民族がともに学んでいる学校)、CompostelaのLower Panansalan小学校、Maugat小学校、Digaynon学校(さまざまな民族がともに学んでいる学校)で学校が再開された。

また、再開初日は「無事で平和的」であったとAtillo報道官は述べ、地方自治体、保護者、教師、校長、学校職員の協力のおかげだと述べた。また、国内の他の場所であったように、新型コロナウイルス陽性となった職員はいなかったとも述べた。

パイロットテストに参加する生徒は、マスクの着用、正しい手洗い、ソーシャルディスタンスの確保といった基本的な感染対策が必須となる。

また、教育省からは、新型コロナウイルスの感染状況が改善していることを受け、ドゥテルテ大統領がさらに多くの学校に再開を許可すれば、リストにさらに学校が加わるかもしれないと述べた。そして、「次のゴールは、すべての学校で対面授業が再開されることだ」と語り、パイロットテスト成功への決意を伺わせた。しかしながら、実際に学校が増えるかについては言及しなかった。

パイロットテストは12月末までの状況で評価をおこない、2022年1月末まで学校活動は継続される。そして、2022年2月までに教育省はテストの結果をまとめ、2022年3月7日から全国で対面授業を再開するのかドゥテルテ大統領の決定を仰ぐこととなる。

登校した子どもたちはどんな気持ちだっただろうか?フィリピン全国の子どもたちが登校できるようになるためにも、このパイロットテストの成功を願いたい。

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