【News】8月からの隔離レベルが発表、ダバオ市は制限が加わったGCQに

フィリピン ダバオ

間もなく8月に入るのに際し、来月からの隔離レベルが発表された。その結果、ダバオ市、ダバオデルノーテ州、ダバオデオロ州、およびダバオオキシデンタル州は8月15日まで、制限が加わったGCQになることが分かった。また、ダバオオリエンタル州、ダバオデルサル州は制限なしのGCQとなり、8月末まで有効となる。この記事では、この「制限」には具体的にどのようなものが含まれるかもお伝えしたい。

7月25日、ダバオデルノーテ州タグム市およびダバオ市ではデルタ変異株への感染者が2名見つかっていた。また、25日時点で、ダバオ地方で計79名の変異株感染者が見つかっていた。これを受け、感染者が見つかった地方自治体では三次感染者までの追跡調査を徹底しておこなっている。ドゥテルテ大統領も、7月26日のSONAにて、デルタ変異株の感染がさらに拡大した場合には、ロックダウンに踏み切るかもしれないとコメントしている。

また、7月28日時点で、ダバオ地方では新規感染者が501名報告されており、これまでの感染者の合計は53,532名、そのうち現在も陽性となっているのが6,561名、回復したのは45,191名、そして1,780名が亡くなっている。

さて、それではダバオ地方の一部地域にかけられる「制限」とはどのようなものだろうか?省庁間タスクフォースの決議案によると、下記の活動が制限される。

1.娯楽のための場所(バー、コンサートホール、映画館など)、気晴らしのための場所(インターネットカフェ、ビリヤード場、ゲームセンターなど)、遊園地、バザー、運動場、遊具、コックファイトは禁止

2. 屋外でおこなわれる接触を伴うスポーツ、試合などは禁止

3. 屋内スポーツ会場、観光向けのアトラクション、会議場、展示場 は使用禁止

4. 美容室、エステなどのサービスは30%の稼働率で可能。ただし、安全シールが貼ってある場合、10%を加えてよい。

5. 屋外の観光向けアトラクションは30%の稼働率で可能。ただし、基本的な感染対策を徹底する。

6. ステイケーションおよび観光省が承認した施設は年齢制限がなく、稼働率100%で運営可能。しかし、その他の観光省が承認した施設については、自治体監視の下で最大30%の稼働率で運営可能。

7. 屋内の食事は全席数の最大20%まで使用可能。安全シールが貼られた店舗はさらに10%追加できる。また、屋外の食事は全席数の50%まで可能。

8. 宗教行事は最大10%まで可能。しかし、自治体によっては30%まで可能な場合もある。

ルールを守り、感染対策に取り組みながら、新型コロナウイルスの感染を押さえ込めたらと思う。

 

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