【News】新型コロナウィルスワクチン接種者に対して入国許可、隔離免除の議論がスタート

2021年5月21日(金)、フィリピン観光省(DOT)及び外務省(DFA)はシンガポールやタイのプーケット等で導入または検討されているような新型コロナウィルスワクチンを接種した外国人観光客に対する入国許可、隔離免除の提案を省庁間タスクフォース(IARF)に行った。フィリピンの観光と経済の回復を促進することが狙いとみられる。

観光省長官によると、提案された内容は新型コロナウィルスワクチンの接種を完了した旅行者に対して、現在フィリピンで禁止されている外国人観光客の入国及び14日間の隔離措置を緩和することで観光や宿泊業に従事する働き手の雇用を取り戻し、観光と経済の回復を促進するものであると述べている。

省庁間タスクフォースは、以前から観光省及び関係機関に対してワクチン接種を完了した外国人観光客受け入れの指針や手順を作成するよう要請していた。今後は観光省、外務省、検疫局、出入国管理局や運輸省等が中心となり部会を結成して内容を協議していくことになる。

新型コロナウィルスワクチン接種者に対して入国許可、隔離免除の動きはシンガポールでは既に導入されており、タイのプーケットでも2021年7月1日から隔離なしで観光客を受け入れると発表。アイスランドはワクチン接種を受けたアメリカ人に対して隔離などの入国制限を解除することを決めるなど活発化してきている。

ダバオ市及びダバオ地方は域内に入境する全ての旅行者に対し、陸路空路ともに72時間以内のPCR検査の陰性証明書を義務付けている。サラ市長は、ワクチン接種者の入境について問われた際、ワクチンを接種したからと言って100%ウィルスの侵入を防げるわけではないとし、PCR検査の陰性証明書を引き続き導入する考えを述べている。