【News】16,000人以上の医療従事者や関係者へのワクチン接種が完了

ダバオ国際空港

3月18日(木)、フィリピン保健省ダバオ支部によると、5日から17日までにダバオ地方で新型コロナウィルスワクチンを接種した医療従事者や関係者は16,595名に達したと報告した。13,507名が中国シノバックバイオテック社のワクチン、3,088名が英国アストラゼネカ社のワクチンを接種しているという。

同省ダバオ支部は、ダバオ地方に届けられているワクチンの総数は現在のところ53,600回分(26,800人分)であり、33,600回分がシノバック社、20,000回分がアストラゼネカ社のワクチンで、同地方内に166か所のワクチン接種会場を設けて接種を実施している。

具体的にワクチン接種を済ませた医療従事者や関係者は、ダバオ市が9,212名、ダバオデオロ州が1,707名、ダバオデルノーテ州は3,825名、ダバオデルスル州は983名、ダバオオキシデンタル州が130名、ダバオオリエンタル州が744名であるという。

ワクチン接種を優先的に受けることが出来る医療従事者や関係者の人数は日々更新されており、最新の情報によるとダバオ地方では合計77,570名、ダバオ市では20,399名、ダバオデオロ州では12,971名、ダバオデルノーテ州は20,596名、ダバオデルスル州は11,846名、ダバオオキシデンタル州が3,058名、ダバオオリエンタル州が8,700名であるという。

ダバオ市保健局はワクチン接種の今後のスケジュールについて、政府の新型コロナ国家タスクフォースに確認したところ、3月22日から25日の間にフィリピンに到着予定の中国シノバックバイオテック社のワクチン200万回分からダバオ市は優先的に提供される予定であることを明かした。

また、この分のワクチンがダバオ市に提供され次第、市内の高齢者77,189名へのワクチン接種を4月第一週から開始したいとしている。また、高齢者への接種が完了した後、警備業務に従事している人や経済的に貧しい収入の少ない市民ら432,549名に対して接種を開始していく予定であるとしている。