【News】ダバオ市の職員、業務時間内の飲酒及びクリスマスパーティー開催で逮捕

酒類販売禁止

12月22日(火)、ダバオ市のエンジニアリング事務所職員ら14名が勤務時間中にクリスマスパーティーを開催して、飲酒していたとして逮捕された。職員らは新型コロナウィルス感染拡大防止対策として制定された市の酒類販売及び飲酒禁止令、クリスマスパーティー開催禁止令に違反したと見られている。

ダバオ市のサラ・ドゥテルテ市長は、事態を重く受け止め、新型コロナウィルス感染拡大防止対策として市はクリスマスパーティーや酒類販売及び公共の場での飲酒を禁じていると改めて強調し、条例違反をしている職員らに強い警告を発した。また、コロナの最前線で懸命に働いている他の職員らに対して、尊敬の念を持って行動するべきであると語った。

同市長は、市の人事局に対して酒類販売及び飲酒禁止令以外にも他の違反がないか厳しく取り締まるよう指示を出した。また、ダバオ市警察(DCPO)によると、逮捕された職員らは新型コロナウィルス対策省庁間タスクフォース(IATF)によって設定された規制と市の条例に違反したとして起訴されるだろうと述べている。

ダバオ市は3月のパンデミック以降、お酒を囲む宴会や集まりが新型コロナウィルスを拡散させている原因のひとつとして市内での酒類販売及び公共の場での飲酒を禁止してきた。感染がおさまりかけてきた9月頃に一旦は販売飲酒禁止令を解除したが、コロナウィルスの再拡大の影響を受け、11月2日から年末まで酒類販売及び飲酒を禁じる条例を再度制定している。