12月1日(火)、フィリピン情報庁はダバオに大統領府広報部(PCOO)やフィリピン情報庁ダバオ支部(PIA-XI)などのオフィスが入居するミンダナオメディアハブが間もなくオープンすることを発表した。ミンダナオメディアハブは、6階建ての建物に総工費7億ペソが投じられて工事が進められている。
フィリピン情報庁ダバオ支部によると、ミンダナオメディアハブは、ミンダナオ地域全体への政府のコミュニケーションと情報サービスを強化するだけでなく、同庁を含む大統領府広報部(PCOO)の付属機関を1つの最先端の施設に集約したものであると述べている。
同施設内には、Peoples Television NetworkとRadyo Pilipinasのテレビ放送施設やスタジオやラジオ放送施設やスタジオを兼ね備えており、またフィリピン通信社、国立印刷局、政府系機関、その他の大統領府広報部(PCOO)下部組織のオフィスも開設されるという。
新設されるミンダナオメディアハブは、12月5日(土)午前11時から最初の放送を開始する予定である。ダバオ市のみならず、第10地方、第11地方、第12地方、第13地方及びBARMM地方(バンサモロ)などミンダナオ全体の放送網をカバーし、そのハブ的な役割を負うことが期待されている。