【News】ジェネラルサントスの漁港封鎖で3億ペソの損失

ジェネラルサントス市における新型コロナウィルス感染拡大の影響で、同市内の漁港が9月2日(水)から4日間に渡り、完全封鎖されることになった。漁港の完全封鎖における経済的な損失額は、4日間で3億ペソに達すると見込まれており、市内外への流通や輸出関連にも影響が懸念されている。

漁港関係者の話によると、4日間で3億ペソの損失という試算は、ジェネラルサントス漁港が昨年度ベースで週平均4.2億ペソの経済的効果を生み出していたことから算出されており、当初は7日間の完全閉鎖が予定されていたが、経済的な損失額を最小限に抑えるために関係者が働きかけを行い、市やバランガイが状況を鑑みて4日間に短縮することを決定したということだ。

ジェネラルサントス市が31日(月)に発表した内容によれば、漁港完全閉鎖の直接的な理由は、漁港内の施設において新型コロナウィルスの集団感染が発生したことで、完全封鎖は1997年に漁港が開港して以降、初めてのことだという。また、関連機関と連携して経済的な損失を最小限に抑え、一刻も早く漁港が再稼働できるように努力したいとコメントしている。

ジェネラルサントス漁港は、32ヘクタールの敷地面積の中に750mの埠頭、また2000GT級の冷凍船に対応できる300mの長さの埠頭、巨大な製氷所、マグロ多数を保存する冷凍倉庫など充実した施設がある。主な産業はマグロを中心とした漁業であり、マグロを加工し日本へ輸出するマグロ産業も盛んだ。労働者や漁業関係者らが毎日3000人以上出入りするとされ、漁港の一日の水揚げ量はフィリピン最大を誇っている。