7月31日午後2時6分ごろ、ミンダナオ島東海岸沖でマグニチュード5.7の地震が発生した。この地震での大きな被害は今の所報告されていないが、海岸に近い地域では壁のひび割れなどの被害が発生する可能性がある。
今週に入って同地域での同規模の地震は3回目。先日27日、28日にもミンダナオ東部及び東北部の沿岸に発生し、いくつかの家屋やショッピングモールに被害が出ていた。
フィリピン火山地震研究所(Phivolcs)による地震速報では、震源地は南スリガオのヒナトゥアン北東34キロの海底45Km。震度に関しては3を記録したのは南スリガオ州ビスリグ市のみであったが、同所は余震をが予想されるとしており、更なる注意が必要だ。
ミンダナオ島では、昨年10月の大型地震で数十人が死亡。また12月15日に起きたマグニチュード6.8の地震でも、10名以上の死者が出ている。また5月末から7月にかけてミンダナオ島でマグニチュード4.0以上の地震が頻繁に発生している。