【News】NCCCの火災事故、5名のBFP職員が解職処分

2017年の12月23日に多くの死傷者を出したNCCCモールの火災事故について、ここまで被害が拡大することとなった原因が明らかになってきた。

BFPの局長および機動部隊の報道官のジェリー・カンディード氏は記者会見において、今回の火災についてInter-agency Anti-Arson Task Force(省庁間防火機動部隊)が調査を行った結果、モールは火災安全検査においていくつの違反事項が発覚していたにも関わらず、火災安全検査証明書(FSIC)が与えられていたことが判明したと発表した。さらに当局はその後、ダバオ消防局(BFP)の職員5名に解職処分を言い渡したことを明らかにした。

解職処分を受けた職員は、ダバオ地方消防保安官のハニー・アラガノ氏、タロモ消防署長のレネロ・ジメネス氏、SSIの検査を担当したレオ・ラウゾン氏、NCCCモールの検査を行ったジョエル・クイズムンド、そして火災安全執行課のロジャー・デュマグ氏の5名である。

さらに同施設は、今回の火災による被害拡大の大きな原因となる重大違反が明らかになった。それは火災発生時に避難経路となるはずの非常口が、フィリピンの火災法を順守していない造りであったことだ。さらには、被害が集中した3階および4階に設置されていた火災用スプリンクラーおよび自動警報装置が、モールの中央警報装置と接続されていなかったことも判明した。

カンディード氏は、火災延焼前に警報が作動していれば、全ての社員が無事に脱出できていたはずだとコメントしている。