【News】ダバオ産カカオに世界が注目、マラゴス農業ベンチャーがカナダへの輸出を検討

フィリピンの「カカオ・キャピタル」として有名なダバオ市にある、マラゴス農業ベンチャーコーポレーションは、ダバオ産のプレミアムカカオをカナダへ輸出するための準備として、少量のカカオを同国に持ち込み、豆の売り込みを行っていることを公表した。

同社のディレクターによれば、ごく少量ではあるが、研究開発用に送ったカカオ豆で、色々と試してもらい、先方がダバオ産のカカオ豆のユニークな香りを気に入ってくれることを望んでいる。輸出するための十分な量は確保できると語った。

また、カナダのカカオ豆やチョコレート市場はメキシコ、エクアドル、コロンビア、マダガスカル、ペルー等と競合他社が多数占めるが、ダバオ産のカカオ豆は反応がとてもよかったので、品質においてもそれらの国々に劣らない自信があると楽観視しているという。

カカオはダバオ市が力を入れている産業のひとつであり、昨年、市では200万ペソ予算を計上して、産業育成支援を実施している。2017年における収穫量は3,434トンを記録し、翌年の2018年は4,174トンに増加。正確なデータは出ていないが、2019年の収穫量はさらに5~10パーセント増加したとみられている。また、日本の大手チョコレート会社もダバオ産カカオの可能性を調査する目的でダバオのカカオ関連企業や行政機関を視察したりと、ダバオのカカオ産業は注目を集めている。