22日(月)、サラ・ドゥテルテ市長は、新型コロナウィルス感染拡大の影響で、停止しているダバオ国際空港の国際線について、6月22日からの再開を目指していたが、7月末までは再開されることはないと述べ、運航再開は8月以降になるという見方を示した。
同市長によると、ダバオ国際空港の国際線再開に向けて、運輸省傘下のフィリピン民間航空局(Caap)と協議をした結果、国内における新型コロナウィルス感染拡大の影響が現在においても継続していることを踏まえ、少なくとも7月末までは再開することができないという結論に至ったということだ。
キャンセルとなる国際線の航空会社は、キャセイパシフィック航空、セブパシフィック航空、シルクエアー航空で、その路線は、キャセイパシフィック航空がダバオ-香港間、セブパシフィック航空及びシルクエアー航空がダバオ-シンガポール間となる。
一方、国内線については、6月8日から再開されており、6月末までは1日1便から2便の限定でマニラ、セブ、クラークの各都市に向けて運航されている。7月以降の国内線スケジュールについては、需要の高いマニラ行きを増便する動きもあるがまだ正式な決定はされていない。