フィリピン統計局の発表によると、2019年のダバオ地方の漁獲量は2018年の51,983.43トンから7.2%減少し、2015年以降で最低となる48,245.89トンであったことが分かった。
昨年の地域漁業総漁獲量のうち、49.8%が養殖漁業、45%が小規模漁業(海洋・内陸)、5.2%が商業漁業であった。中でも商業漁業の生産量については28.8%と最大の減少を報告しており、2018年の3,498.54トンから、2019年には2,490.76トンとなった。同漁業の漁獲量順では、最も多かったキハダマグロの910.57トンに続いて、ラウンドスカッドの299.28トン、メバチマグロの268.92トン、フリゲートマグロの224.96トンとされている。
様々な文化、宗教の人々が共存し、日常的に魚を食する文化のあるフィリピンだけに、需要と供給のバランスが崩れ、価格の高騰などが起これば、それはすなわち市民の生活に直接影響を及ぼすことになるため、そのようなことにならないことを願いたい。
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