ダバオ市では4月4日から19日まで強化されたコミュニティ防疫施策(ECQ)を導入していたが、その措置を26日まで延長し、より一層厳しい都市封鎖施策を取っている。
4月23日、ダバオ市は、27日から強化レベルを引き下げて、修正されたコミュニティ防疫(MCQ)を導入し、24日にその詳細内容を発表するとしていたが、一転、強化されたコミュニティ防疫(ECQ)を5月15日まで延長すると本日発表した。
背景には、23日にドゥテルテ大統領がマニラ首都圏の強化されたコミュニティ防疫を5月15日まで延長するという発表をした際、フィリピン国内の複数の地域、都市も対象となる旨も述べ、その対象にダバオ市が含まれたことで、国の決定に従った形となった。
27日から予定されていた、修正されたコミュニティ防疫(MCQ)では、ジプニーやその他の公共交通機関の停止が解除され、各企業も条件付きながらオフィスに戻っての仕事が許可される予定であったが、この決定により、5月15日までは今まで同様に大多数の業種で業務停止が続くことになりそうである。