フィリピン保健省ダバオ支部によると、5月6日現在、新型コロナウィルスに感染したダバオ市内の患者は142名であることが発表された。うち19名が死亡し、69名は既に回復したという。昨日時点での感染確認者数合計から6名新規で確認された。
ダバオ市では4月4日から26日まで強化されたコミュニティ防疫施策を導入していたが、その措置を5月15日まで延長し、より一層厳しい都市封鎖施策を取っている。 しかしながら、封鎖に伴い移動制限を課される住民に対して食料品の提供も実施している。
同市の公式発表では、3月から5月5日までに約80万パックの食料品を市内182のバランガイ(行政の最小単位)に配布し、各バランガイに最低3000キロのお米も提供されたということである。食料品の提供については、市の社会福祉局が食品全般、農業局が青果・生鮮食品、市長の特別チームが民間からの寄付に関係するものと役割分担して対応に当たっている。