【News】ダバオ地方は16日以降、一般的なコミュニティ隔離措置へ移行も、ダバオ市の判断は14日に

ジョリビー

12日(火)、フィリピン政府は、現在国内で発令されている新型コロナウィルス感染拡大における隔離措置の延長について会見を行った。ロケ大統領報道官は会見で、16日以降、ダバオ地方は現在の強化されたコミュニティ防疫(ECQ)から一般的なコミュニティ防疫(GCQ)へ移行されるが、ダバオ市については、同市が14日(木)に対応を決定すると述べた。

ダバオ市では4月4日から26日まで強化されたコミュニティ防疫施策を導入していたが、その措置を5月15日まで延長し、より一層厳しい都市封鎖施策を取っている。 しかしながら、集団感染が疑われるケースも発生し、市内複数のバランガイ(行政の最小単位)でロックダウン(封鎖)という事態を招いている。

ダバオ市が一般的なコミュニティ防疫(GCQ)に移行することができれば、強化されたコミュニティ防疫(ECQ)期間中に制限されている多くの業種で、経済活動を再開することが可能になるが、同市が実施している、都市封鎖で取り残された人々を搬送するプログラムにおいて、新型コロナウィルスの感染者が確認されるなど、爆発的な感染拡大は起こってないが、予断を許さない状況である。