現在、ダバオ市内のほとんどのドラッグストアでは使い捨てマスクが品薄状態だ。1月12日にルソン島で発生したタール火山の噴火の影響と新型コロナウイルス予防により使い捨てマスクの需要が高まっている。そのため、地元のドラッグストアでは、使い捨てマスクの販売を規制している。
現在ダバオ市では、使い捨てマスクの販売を、購入希望者一人につき1箱(1箱50枚入り)までと制限している。また、市内のほとんどの学校が生徒に対し、使い捨てマスクの着用を指示しているという情報もある。
貿易産業省ダバオの(DTI-ダバオ)Ma. Belenda Ambi氏は、ダバオ市民はすでに家にマスクをストックするため、まとめ買いをしていると述べているが、1月下旬より市内の各ドラッグストアではマスクの在庫を切らしている店舗が多く、新たに購入ができない状態だ。
ダバオ市ではまだ感染報告がないものの、セブなど他の地域で感染者が確認されているだけに、気をつけていきたいものだ。