ダバオ市では11月末からクリスマスシーズンの終わりまで、パスコフィエスタという長期の祭りを毎年恒例で開催している。ダバオ市観光事務所(City Tourism Operations Office)が取り仕切り、市が主催するこのお祭りは、近年は、「子どもたちのクリスマス」をイメージの一つとしている。
今年のテーマはズバリ「サンタのおもちゃ工場」だ。サラ・ドゥテルテ=カルピオ市長の考案したこのテーマは、子どもたちがクリスマスプレゼントを受け取る時の笑顔がモチーフだという。開会式が行われた市役所には、カラフルなライトや装飾など、クラシックなクリスマスのイメージがきらびやかに広がっている。開会式当日は雨が降っていたものの、ダバオ市民の熱気はやむことはなかった。
12月の間、市の公園などでは、子どもたちに無料でアイスクリームなどを配るという。そんなクリスマスムードは、子どもたちだけではなく、子ども心を胸に秘める大人たちにも笑顔をとどけるだろう。
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