【News】ダバオ市バスターミナル、宗教服に対応した検査室を設置へ

ダバオ市陸上輸送ターミナル(Davao City Overland Transport Terminal 以下DCOTT)は、宗教上の理由で身体を隠す必要のある乗客のために、半個室の検査室を設置した。

DCOTTの代表のAisa Usop氏は、バスでダバオ市に入る際にはX線探知機を通る必要があるとし 、特にヒジャブを着用したムスリムの女性、修道服を着たローマカトリック教徒の女性に対し、探知機が警告を発した場合、専用の半個室にて女性職員が検査を行うと説明した。

Usop氏は、全ての乗客がなんらかの検査を受ける必要があるとし、いかなる宗教上、性別に関する理由があろうとも、治安のために検査を実施すると述べた。同時に、信教の権利を侵害しないよう、細心の注意をはらい、検査を実施していくとと説明した。

ダバオ市では2018年に、ヒジャブの着用に関する条例が制定されており、条例では、ヒジャブ等を着用する女性の権利保護について批准がある。

ミンダナオ島では、カトリックとイスラム、その他様々な宗教が共存している。無理解から深刻な問題を引き起こしてきた歴史があるからこそ、多様性に配慮したシステムづくりが求められている。