ダバオ市商工会議所会長Arturo M. Milan氏は、増加する観光客に対応するため、2020年までにより多くの宿泊施設をオープンすると発表した。
Milan氏は、ダバオ市はピークシーズンには約1万2千室の客室を必要としているが、現在は約9千室のみ提供可能だとした。しかし、来年には新たに約1千4百室が稼働予定で、現在急ピッチで宿泊施設のオープンが進んでいる。過去にダバオ市観光局(Davao City Tourism Office 以下CTOO)は観光業に関する主要な課題として、宿泊施設の不足を挙げていた。
Milan氏は、Airbnbやバジェットホテルなどの格安宿泊施設が、これまでの宿泊施設の代替案として流行していると述べた。これらの格安宿泊施設は、夏季とピークシーズンに、急増する宿泊客の需要を満たすことになるだろう。
しかし同氏は、一部の民泊事業者が宿泊業の営業許可を取得することに抵抗していると付け加えた。 CTOOと観光業界関係者は観光客の安全を確保するため、格安宿泊施設のオーナーを慎重に見極める必要があると言える。