2020年2月18日(火)、ダバオ市にあるマルコポーロホテルにて、令和初となる天皇誕生日祝賀会が盛大に開催された。ダバオ領事館が総領事館へと格上げになってから初となる本祝賀会には、日系人会、日系企業、北九州市、地元企業や政府関係者等、総勢およそ350名が参加した。
冒頭、三輪芳明総領事から謝意と挨拶があり、またサラ・ドゥテルテ市長の代理として祝賀会に参加した市議のアントイネット・カストロデス女史が市長からの祝賀メッセージを読み上げた。
三輪総領事は、冒頭の挨拶にて、昨年や今年のイベントの振り返り、日本の海上保安庁の巡視船がダバオ市に寄港し、フィリピンの沿岸警備隊と環境保全に関する演習実施したこと、環境姉妹都市提携を結んだ北九州市は、固形廃棄物処理のJICA草の事業が進展していること、日本人会100周年記念イベントも開催したこと、ドゥテルテ大統領のビルド・ビルド・ビルド政策に沿う形で、ダバオバイパス建設工事がまもなく開始(施工業者の清水建設など)すること等を述べた。
昨年、ダバオ領事館はダバオ総領事館に格上げされ、同年2月には日本から河野太郎外務大臣(当時)が訪問、在ダバオ総領事館開館式典が開催されるなど、日本とダバオとの関係構築に力を注いでいる。