【News】ダバオの竹で環境と経済を活性化、起業家が竹の植林を促進

竹林業家で社会起業家のJoseph “Joe” Castillo氏は、竹の植林が秘める環境、農業、経済への可能性を語った。

Castillo氏は過去、弁護士のLeo Dominguez氏と共に竹の種苗園OLLI Bambuを設立した。ダバオ市郊外のトリル地区Baracatanで育てられた竹は、現在でも様々な用途に利用され、植林が拡大している。

竹には農薬耐性と抗菌作用があり、土壌を肥やし、二酸化炭素を大量に吸収するなどの優れた点があるほか、樹木が成熟するまでには10年から15年もの歳月を費やす必要があるのに対し、竹はたった3年で成熟する。 Castillo氏は、竹を通じた環境の維持と地域住民の収入増加を両立させるため、社会的企業として竹から収益を得ることを目指している。

同氏は、ダバオ市地区外の鉱業企業との提携について公表しており、鉱業企業が環境責任を果たす手助けを行っている。鉱業企業は3万5千本の竹の苗を植林することを目指しており、竹の苗はOLLI Bamboo種苗園の近隣住民から提供されている。住民は毎週竹の苗を植林し、 鉱業企業から収入を得ているとのことだ。Castillo氏は、鉱業企業が採掘を終えるころには竹林が出来上がり、竹でのビジネスの可能性を地域に残すだろうと説明した。

地域住民は、社会的企業の活動から実際に収入を得ている。竹の可能性を人々が探っていくことによって、自治体を含む関係者の大きなビジネスチャンスとなるだろう。