The Apo Agua Infrastructura, Inc.(以下AAII)は最近、126憶ペソ相当のダバオ市水道供給プロジェクトが今年初めより開始されたことを発表した。AAIIのOnes Almario氏は公式で、建設工事には取水施設や水処理設備、浄水パイプラインが含まれるとの声明を述べた。現在、建設請負業者のJ.V. Angeles社の協力を得て、取水設備及び水処理設備が建設中である。
また、堰建設に伴い、同社はバランガイ・タワンタワンにある堰建設予定地への取り付け道路の復旧工事にも着手したほか、水処理設備の建設予定地の準備も開始された。その後、処理水タンクの掘削工事も行い、2019年8月までに原水パイプラインの敷設を開始する予定。
Almario氏は、プロジェクトの目的は流域の保護を確実にすること、また、同社はダバオ市流域管理協議会(Davao City Watershed Management Council)と協力し、新たな水源の持続可能性を確保するための統合流域管理計画を作成していると説明した。
加えて、本プロジェクトはダバオ市の224,247㎥/日の水需要の約85%を供給できると氏は述べている。