フィリピン統計局(Philippine Statistics Authority、以下PSA)の2018年、年間労働雇用推計によると、イスラム教徒ミンダナオ自治地域(The Autonomous Region in Muslim Mindanao 以下、ARMM)はミンダナオ島6地方の中でもっとも雇用率が高かった。2日付けミンダナオニュース紙が報じた。
ARMMはバシラン州、南ラナオ州、マギンダナオ州、スルー州、タウイタウイ州からなり、2018年の雇用率は96.3%であった。
フィリピン全体の年間雇用率は94.7%、全国で最も高い雇用率はルソン島カガヤン・バレー地方の97%、最も低い雇用率はルソン島イロコス地方の93.2%である。
PSAは、フィリピン国内の15歳以上の7130万人のうち年間労働参加率は60.9%であると推定している。2018年には農業、工業、サービス産業など様々な業界で合計4120万人が労働している。