ダバオ市内にあるPhilippine Institute of Traditional and Alternative Health Care(PITAHC)では現在、医療大麻の利用についての調査研究が行われている。
PITAHCの局長であるAnnabelle Pabiona-De Guzman博士は、SM Lanang Premierにて開かれた記者会見の際、医療大麻を適切に利用することで、癌やてんかん、アルツハイマー病を持つ患者の痛みを和らげる効果があることが海外では証明されていると説明した。
Guzman博士は、フィリピン国内における医療大麻の特例使用の法案はすでに審査されていることを明らかにし、議会で可決されることを期待していると述べた。
さらに博士は、娯楽用大麻と医療大麻の違いについても説明し、前者は燃やした葉を、後者は大麻の種子より抽出したオイルを使用すると述べた。また、病気や苦痛で苦しむ市民を救うためにも、低温圧搾(コールドプレス)したシードオイルの使用を支持していることも発表した。
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